共通農業政策について 3
ガット農業ノレールのあり方に決定的な影響を与えたのはアメリカです。
これについてハサウェイ(D.E.Hathaway)は次のようにいっています。
「ガットルールは、その時に存在していた農業プログラム、特に、米国における農業プログラムに適合するように策定されました。
それ以来、他の種hの国内農業政策に適合するようにルールが解釈された」。
・・・ここには国内政策とガットとの関連およびアメリカと他の国hとの関係についての重要な判断が示されています。
そこで以下では、こうした判断を補足、敷衛しましょう。
第一に、一般的にいって、農業についての例外・灰色措置を必然ならしめた直接的ないし制度的な要因は、それぞれの国における国内農業政策の存在です。
農産物価格政策により国内農産物価格の支持を実施している以上海外からの無制限な農産物輸入を許すわけにはいかないし、他方農産物価格政策は国内的に過剰生産をひき起す傾向をもっています。
・・・こうして輸入数量制限と輸出補助金が国内農業政策の必然的産物として生み出されることになります。