女性の自由と平等 2
1971年4月、「新婦人解放運動」は、耳目を欝動するような形で(『ヌーヴェル・オプセルヴァトゥール』誌にあらわれた《343人宣言》)、妊娠中絶の自由およびその無償化のキャンペーンを開始しました。
そこには、一見新しいもののように見えるいくっものテーマが強力に主張されていました。
肉体の自由、婦人の性の解放です。
1970~71年の間には、その他、多かれ少なかれ思いがけない、多かれ少なかれ重要なさまざまのできごとが、女性の上に注目を集めました。
婦人の職場における職場占拠をともなったストライキ、1971年3月の市町村における婦人選挙人名簿作成、婦人問題を扱った書籍の目白押しの刊行・・・
また、「国際婦人デー」(1971年11月20日)におけるフランス国内の示威運動などです。
第二次大戦終結以来、婦人の社会参加のさまざまなプロセスが、いたるところでその流れを加速し、男女平等の時代を以前よりもいっそう予告するもののように見えました。
その一方で、さまざまな新しい現象が、矛盾しあいつつ荒々しく出現していたのです。
・・・これは、無秩序な動揺でしょうか?
それとも起こるべくして起きた経過的事件?
あるいは、もっと全般的な気運の中でたまたま浮かび出た偶発的事件だったのでしょうか?
・・・しかしそれでは、予告されつつあったさまざまの新しい主題、精製されつつあったかずかずの新しい女性に関するイデオロギーについてはどう言ったらよいでしょう。